1: 名無しさん@おーぷん 2016/08/27(土)23:12:19 ID:3dF
オッサンが若者に説教するというより、爺が孫に教伝えておきたい役立つ知識というノリでひとつ。

例:もしもカウルが割れたら、たっかいたっかいプラリペアではなく、ハンダごてで溶接をする様に補修した方がお得じゃぞ!
難しくないし、強度が心配なら不用なカウルの破片で肉盛りすれば良いし、タイラップやガムテで一時しのぎするより確実なんじゃ。。

MOSTFEETS

引用元 http://anago.open2ch.net/test/read.cgi/bike/1472307139/

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2: 名無しさん@おーぷん 2016/08/27(土)23:33:14 ID:nQO
割れたカウルはっつけるのなんて誰でもやってるよ
聞きたいのはカウルとマフラーの傷だよ傷
でっけえ傷

3: 名無しさん@おーぷん 2016/08/27(土)23:42:49 ID:3dF
「でっけえ」が広範囲の意なのか深いの意なのか不明だが、如何なる傷も必要に応じてパテ・溶接で肉盛り→ヤスリ→コンパウンドかけて塗装しかあんめえ

ていうか逝く前に爺ども孫になんか知識伝えてけよ
あくしろよ

4: 名無しさん@おーぷん 2016/08/27(土)23:58:42 ID:3dF
個人的にはバイク乗りたての孫向けみたいな想定なので、金をかけない知識みたいになってしまうが

ワイヤーへの注油には専用のワイヤースプレー等を使わずとも、エンジンオイルの廃油を使うと良いぞ
粘度がちょうど良く、たっぷり注いでやればワイヤーを覆うチューブの内壁に長期間留まるので、雨が少なければ2~3ヵ月は潤滑を保てるんじゃ
CRC等は浸透性が良いものの、揮発が大変に早いのでオススメしない

5: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)00:13:29 ID:p1N
ブレーキレバーやクラッチレバー

2本指操作で支障の無い位置に切り込みを入れておけば、転倒してもレバー根元から折れて操作不能になるのを防止出来るんじゃ
あるいは最初からショートレバーにするか(転倒の多いジムカーナやオフ系全般でよく見られる)

レバー操作無しでの発進~ギアチェンジの練習もしておくと尚良し

6: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)00:24:00 ID:p1N
えーいもっとなんか無いか、おばあちゃんの知恵袋的なの
パッと思いつくの普遍的なのしか無いや

安物レンチを使うとボルトやナットどころかレンチの内角が丸まって唖然とした経験あるから、高くてもそれなりのブランド工具を少しずつ揃えた方が良かとか

年季入った爺来いよ、とっておきの知識を孫に残しとくれよ

7: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)00:34:34 ID:p1N
チューブレスタイヤのパンク

穴が大きかったり、横に広く切り込みが入った様なパンクをした場合、修理用の詰め物チューブ一本では塞げないので
バイク屋やGSでは万が一を懸念して修理をお断りされるが、詰め物チューブを複数突っ込めば塞ぐ事は出来る場合が多いんじゃ

ただし応急処置なのでやるなら自己責任で
和紙の場合はリッターSSでバーナウトしても大丈夫じゃった

8: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)00:50:09 ID:p1N
タイヤつながりでもうひとつ

タイヤ交換時やチューブタイヤのパンク修理時に使うビードクリーム
こんなたかが半固形石鹸ごときが買うとなると量の割にたっかいので、100均に売ってる台所用洗剤を使うと良いんじゃ(バイク屋さんが結構使ってる)
惜しげなくタップリ使えるのでタイヤ交換の大きな味方になる

パンクの可能性前提で山に入る時は、フィルムケースとかに水でふやかした石鹸を入れて持っていく

9: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)01:10:19 ID:p1N
とりあえず自分が過去に困った時の事を書けば、歳若いライダーの助けにはなるかも知れないと思って書いていく

高速道路でのガソリンスタンド
不景気で採算が取れずなのか、近年は閉鎖するGSが結構あって、閉鎖までいかずとも営業が24時間でなくなってたりで、深夜の高速で困っちゃったり

日中にとあるド田舎の高速道路でガス欠やらかした時、非常電話で助けを求めたら「3時間くらいかかるでwwwwwあと、2~3万用意しとけなwwwww」
と言われたので「あっ…大丈夫っす」と答えて電話を切り、気合で20km位先の出口(GS有り)まで押して逝ったんじゃが
電光掲示板には「路肩に歩行者あり走行注意」(たしかこんな感じの内容だった)とか流されるし、
出口で警察待ち構えてて(捕まえるとかではなく)「(頭)大丈夫か兄ちゃんwwwww普通歩かへんでwwwwww」とか激励されたりで、最後が恥ずかしかった(小並感)

要するによいこのみんなは、高速での給油タイミングをギリギリまで引っ張るのは…やめようね!

10: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)01:25:23 ID:p1N
とってもたっかくて買うのを躊躇しちゃうトルクレンチ

安さに釣られて某アスト○のとか買うとまさに金ドブなので、大人しくトーニチあたりのたっかいのを買う事をオススメするんじゃ
アストロの¥3,000位のトルクレンチの形をした何かは、規定トルクに達しても「カチ」とも言わず無言を貫いたので(マジで耳が遠くなったのかと思った)、
速攻で熔接材料に使う鉄クズ入れの中にブン投げてやったんじゃ…

11: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)01:45:30 ID:p1N
わっかい頃はブレーキやタイヤ、荷重といったものに対する考えというものがまーったく無いボヘーっとした兄ちゃんだったくせに
いっちょまえにアクセルだけは無理して開けていたので、いわゆる「握りゴケ」というものを散々やらかしたもんじゃが、

ある時ある人に「この砂利道を徐行の速度で走って、ブレーキをわざとガッツンとかける事を繰り返しなさい、怖かったら後ろブレーキからで良いから」と言われ、
その通りにした事でブレーキングに対する理解というものの入り口に立つ事が出来たんじゃ

近い将来、バイク全般においてABS装備が義務づけられるそうだけれども、ABSはあくまでもアンチロックしてくれるだけの補助装置に過ぎないので
爺よりも先にポックリ逝かん様に、大事な孫にはブレーキングの練習だけはしておいて欲しいんじゃ

12: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)01:57:59 ID:p1N
タンクバッグを使う時

マグネットでタンクに張り付けるタイプのを使うのであれば、装着前にマグネット部分を払って掃除する癖を付けた方が良いんじゃ
何気なく地面に置いた時などに、マグネット部に砂鉄が吸い寄せられている事があり、タンクの傷の原因になる事があるんじゃ…って普遍的だなあ
もうそろそろネタが思いつかないので寝るゾ

来たれ爺ライダーもしくはバイク屋さん
何か知識を書いていってちょ

13: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)02:12:41 ID:p1N
エンジンオイル交換時

オイルパックリとか買うのケチってて、洗面器にビニール袋をかけて中に細かく裂いた新聞紙を入れて使ってたんじゃが
近年になって新聞紙よりも、整備で使った汚れ軍手の方がオイル吸収効率が高い事に気づいたんじゃ(新聞紙は結構オイルが跳ね返ったりする上に、嵩の問題で結構量が要る。裂くの面倒だし)

ちなみに汚れ軍手は、ひっくり返して丸めて、更にホイールの汚れ拭きに使い、その後も捨てずにとっておいて、オイル吸収材として最後まで使い倒す

14: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)02:23:08 ID:p1N
バイクのメンテ本とかでは、ブレーキフルードのエア抜きはキャリパーのブリーダーに透明なホースを繋いで…って書かれているけど
エアは上へ向かわせた方が抜けやすいので、マスターシリンダー側のバンジョーボルトを緩めてエア抜きするという方法を、むかーしバイク屋さんに教わったんじゃ
一部のブレーキレバーや油圧クラッチレバーなんかだと、ありがたい事にマスターシリンダーにブリーダーボルトついてたり

ただしフルードが飛び散って塗装を侵さない様に、濡れタオルでタンク等を覆うとか、いつでも水がかけられる様にはしておかなくてはいけない(戒め)

15: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)02:27:54 ID:p1N
タイヤレバーでタイヤ交換に挑戦する孫よ

タイヤ交換の肝は「ハメたい部分の反対側を踏む事と見つけたり」踏んで踏んで踏み倒すのじゃ

18: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)09:05:16 ID:iBn
>>15
ええやん!
爺様乙!

16: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)03:02:11 ID:p1N
山奥の河原で夜中にソロキャンプ

焚火をしようと思ったらライターを無くした事に気づいて焦るも、当時乗っていたバイクのエキパイがステンレスだったのを思い出し
ホイルスピンさせて赤熱寸前までエキパイを熱し、エキパイにタバコを押し当てて点火する事で火種を得た事があったんじゃ

スチールは耐熱塗料の所為かタバコに火が点かなかったが、チタンやステンレスのエキパイはそれが出来た

17: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)05:22:08 ID:HiB
チューブタイヤをタイヤレバーではめて行く時はチューブに少し空気を入れてやるとタイヤレバーでチューブに穴を開けてしまうのを防げるぞ。

19: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)09:36:55 ID:p1N
>>17おおきにやで!

買い物の失敗談をひとつ
オフ車で山へ入る時の工具を少しでも軽くしようと、旭金属工業の肉抜き軽量工具(ライツール)を買ったんじゃ。これは当たりじゃった(普段使いはKTC)
で、タイヤレバー2本(TSK)が一番重たいので、思い切って1本¥5,000位するエトスのチタン(!)製の奴を2本買ったんじゃ

これが失敗
手作業で加工してるみたいなのを製品説明文だかで読んだ覚えがあるが、2本の形に差があってスプーン形状の先端の幅や厚みがバラバラ。
1本は使い物になるが、もう1本はそこいらの鉄棒みたいなド安物みたいな形状。厚いのはグラインダーで先端を削ったが、幅は増やせないのでどうにもならない

あと両端ともにスプーン形状の加工がなされていて、使う時手に持つ側の部分もスプーン形状なので持ちにくかった。
レバー本体の短さも相まって使いにくいったらなかったんじゃ

重量だけは、そこいらの小枝の様に軽くてまさに神じゃった…

20: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)10:02:26 ID:p1N
経験上、走行中のエンジンにとって一番ダメージがあるのは急激なエンジンブレーキだったと思うんじゃ

2ストならともかく、わざわざレッドゾーンに入れっ放しで走るという事はまず無いと思うけど
急激なエンジンブレーキは、強制的に回転数を爆上げするので良くは無いはず

急激なエンブレかけた後にエンジンからバタバタ音がして、バラしてみるとクランクメタルが焼き付いて(というか剥がれかけて)たり
ひと昔前のバイクだったけど、バルブがジャンプしてピストンに激突…なんて事は無く、そちらは無事だった
バイク屋さんじゃないので、好奇心でバラして中身の状態を見る以上の事はしてないけど(プロの見解が欲しい)

今どきのバイクは一部にスリッパークラッチだのがついてたりするけど、
ついて無いのが大半なのでクラッチで手動スリッパー作動させるしかないね、仕方ないね

21: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)11:03:30 ID:p1N
整備する時に軍手をはめていても、汚れがだんだんと染みてきて爪の間が真っ黒になったりする事は整備あるあるだと思うんじゃ

爪の奥の汚れが中々取れなかったり指紋の溝に入り込んだ汚れが落ちにくかったり中々厄介
良い洗浄剤と使いやすいブラシでこする、あるいは気化熱で冷たくなるのをガマンしてパーツクリーナーを指にかけるという手もあるが

近年のワシは軍手の下に使い捨てのビニール手袋をする様にしてるんじゃ。作業内容によっては素手でやるしか無い事も多いが

…ってこんな程度の事はわっかい衆もやってるかのぉ ネタが無いわい

22: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)13:23:15 ID:p1N
人工皮革のジャケットやバッグについて

わっかい時は本革と人工皮革の違いも知らなかったので「ファッ!?同じ革ジャンなのにコッチの方がやっすいやんけ!買うたろ!」と買っていたんじゃが
人工皮革は布に樹脂を染み込ませたものに過ぎないので、本革の様な耐久性や防御力は持っておらず、数年経つと樹脂が劣化してペロペロとめくれてきたりする

これ、ま~ん()が有難がって買うブランドバッグにも言える事だけど、人工皮革のバッグにウン十万円とかお前精神状態おかしいよ…
コーチのバッグは野球のグローブに使う本革使ってるとかで非常に頑丈なそうだが、ま~ん()にはデザインとブランド名しか頭にないのじゃろうて


23: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)14:39:05 ID:p1N
マフラーについて

いつの世も、バイク買ったらまずマフラー交換からというのは変わらない様じゃが、マフラーはサイレンサーの容量、エキパイの長さ、曲げ位置、大正義弁当箱等々の様々な要素が複雑に絡まる代物なので
マフラー(特にスリップオンのものは)はあくまでもドレスアップパーツであって、馬力が上がるものでは無い事は知っておいた方がええんじゃ

構造上、排気抵抗が少なくなって音が大きくなり、吹けが良くなる=早くなったではなく、出力特性が変わっているだけなんじゃ(そもそも構造による排気抵抗はパワーに蓋をする規制物ではない)
安価なスリップオンのモノは特にそうだが、低速で得られるトルクを犠牲にして吹けを良くするだけの造りのモノばかり。排気脈動でggrとわかりやすい
エンジンをいじって無いのにマフラーだけで馬力が上がる訳がないのんじゃ
レーサーは爆音やし吹け命やんけ!大正義やろ!という若い衆もおるやもだが、あっちはエンジンいじってるし、基本的に高回転キープでブチ回してるから

かといって市販マフラーが純正品に見た目以外ですべて劣るのかと言ったらそうでもなく、純正品は構造上とても重たいものが多いので、そこは勝るところなんじゃ
ワシは妥協して市販チタンフルエキにアルミサイレンサーを組み、接合部で排気抵抗仕込んだりといった小細工はしてるんじゃ

マフラー屋さんが聞いたら「そんな単純じゃねーよ端折りまくんな」とツッコミまくりそうな事を書いたが、ツッコミお待ちしてます

25: 名無しさん@おーぷん 2016/08/28(日)17:15:22 ID:p1N
チューブレスタイヤ交換時にあった事

外したタイヤに中に直径5~6ミリ程の球が数個コロコロ転がっているのを見て、「ヒエ~ッwwwホイールベアリングがダメになってボールがこんな所へ出て来てもうてるがな!」と思った若き日のワシ
球を手に取るとおかしい。軽くてプラスチックの様な感触で、強くつまむとボロボロと脆く崩壊した「ファッ!?なんやコレ???」

その正体はパンク修理の時にタイヤ内部にはみ出た接着剤が、回転するタイヤの中で転がされる内に汚れを吸収しながら球となったものなのであったとさ
考えてみれば、ベアリングがダメになる兆候は一切無かったし、ホイールの構造上、ベアリングの球がタイヤの中に転がり出てくるのはどう考えても無理だろいい加減にしろ!