今年2月より、各メディアで報じられ話題となっているアップル社の電気自動車(EV)開発。アップル社は2014年初頭、「iOS(iPhoneやiPadなどに使用されるOS)」を自動車と連携するサービス「Apple Car Play」を発表していましたが、まさか自動車の開発・生産に参入するとは…。
そんなこと、誰が考えたでしょうか。
当初は単なる噂ではないかという向きもありました。しかしその後、同社が次々とメルセデスベンツ R&D North AmericaでCEOを務めていた人物やテスラモーターズ、A123システムズ(米マサチューセッツ)などの優秀な技術者を採用、本格的な組織づくりを行っていると報道され(Finantial Times)、真実味が増しています。
そんな中、ドイツの自動車雑誌「Auto Motor und Sport」が、Apple社はBMW社と共同でEV開発するのではないかと報じました(3月4日発売号にて)。同誌では、BMW幹部からのコメントとしてアップル社がBMWのEV自動車「i3」に興味を持っているとし、アップルカーは自動車版のアップルストアで販売、BMWディーラーにて点検を受けられるようになるのではないかと伝えました。
BMW i8 が、イギリスの Top Gearマガジンのグローバル・カー・オブ・ザ・イヤー2014に選ばれた。 プラグインハイブリッドのi8が、プレミアムやラグジュアリージャンルでは強豪な他社を打ち負かし、 見事栄冠を勝ち取った。
Top Gearの編集チームは、i8の豊かな能力を評価した。 1.5L、3気筒のターボエンジンが電気モーターと組み合わせによって、爆発的な加速力とドライバーの喜びを生み出させる。 BMWのエフィシエント・ダイナミクス哲学がCO2を49g/km以下に抑え、135mpg(57km/L)の燃費へと引き上げることになる。
Top Gear誌の編集長、チャーリー・ターナーは次のようにコメントした。 「BMWは、自動車の歴史の中でマイルストーンとなり、エキサイティングでポジティブな未来への輝かしい声明だった。 i8のデリバーもーさらに増えたはずだ。歓迎すべき車であるし、未来に対して美しいビジョンを見せてくれたこのi8が今、デリバーされたのだ。 BMW i8の成功が響き渡っており、BMW i8がTop Gearマガジンのカー・オブ・ザ・イヤーになることは、編集部で満場一致で決まった」
Top Gearマガジンは、グローバルな自動車とライフスタイルジャンルでの最も影響力のある雑誌の一つであるし、オリジナルのUKのほか、31カ国で翻訳版が出版されている。 Webサイトは月間で5,500,000人のユーザーがいるし、YouTubeのチャンネルは3,900,000人の購読者、それにFacebookのページには24,000,000人のファンがいる。
BMWのセールス・マーケティングで取締役のイアン・ロバートソン博士は、こう述べた。 「BMW i8が車の見方を変える一台であり、大量のオーダーは、顧客にとって車に何が求められているのかを明らかにした。 Top Gearマガジンのような栄誉ある賞をいただけたことで、技術力とともにグローバルに認知されたことが証明された。 2015年はi3とi8がマーケットの牽引役になるだろう。BMWは世界で最も売れていて、最も進化した自動車メーカーとして知られていくはずだ」