1: 海江田三郎 ★ 2015/11/16(月) 13:58:19.22 ID:???.net
http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2015110291381.html
1903年にウィリアム・S・ハーレー、アーサー・ダビッドソン、ウォルター・ダビッドソンの3人が、フランス製単気筒エンジンを参考にしたオリジナルエンジンとオリジナルフレームによる新しいバイクを完成させた。
このバイクは、3人の名前を取り「ハーレーダビッドソン」と名付けられ、のちにアメリカにおけるモータリゼーションの象徴となり、いまやアメリカを代表するプロダクトとして知られている。
“ハーレー”と聞けば、老若男女、二輪免許保有の有無を問わず、手前に引かれたハンドルと低いシート、それにV型二気筒エンジンを思い浮かべるほど、普遍的なメカニズムとスタイルが継承されている。
しかしそのイメージとは裏腹に、変化する道路環境や低炭素社会に対応するべく、ハーレーダビッドソンは常に進化を続けている。
その結果2015年10月現在、日本市場に導入されているハーレーダビッドソンは、“トライク”と呼ばれる三輪車を含め9シリーズ/33モデル。またその心臓部であるエンジンは、“ツインカム”と呼ばれるビッグツイン系、スポーツスター系、水冷エンジンのレボリューション系の3シリーズに分けられるが、そのなかでも排気量や冷却方式などの違いにより9バリエーションが存在する。
ハーレーダビッドソンは今、変革のときを迎えている。2013年にインドで生産する、新型水冷エンジンを搭載する「ストリート500」「ストリート750」を発表。軽量でコンパクトな車体をいかしエントリーユーザーや女性ユーザーにアプローチするとともに、低価格を実現しアジア市場におけるマーケット拡大の命を背負った戦略的なモデル。いままでにないアプローチで大いに話題となった。日本では2015年2月より「ストリート750」の販売がスタートした。
また同年6月にはその「ストリート750」を使い、米国・ミルウォーキーにあるハーレーダビッドソン本社が選抜した5人の日本人カスタムビルダーによるカスタム・プロジェクトがスタート。
同時に国内ディーラーによる「ストリート750」カスタムコンテストも行われている。意外なことにハーレーダビッドソンはこれまで、カスタムに対して一定の距離を保ってきた。その姿勢を一変させ、カスタム・プロジェクトをスタートさせたのは驚きだった。
そして2014年モデルから、ビッグツイン系エンジン・バリエーションのひとつとして“ツイン・クールド”エンジンを採用。これはシリンダーヘッドと呼ばれるエンジン上部のみを水冷化し、それ以下は空冷のままというハイブリッド冷却方式を採用するエンジン。一部とはいえ水冷化することでエンジン熱を積極的に管理することができ、それにより環境性能を高めると同時に、騒音が発生しやすいエンジン上部を冷却水とその通路で覆うことでエンジンの静音化にも一役買うのだ。
いずれにしても、絶え間なく進化を続けながらも、それを感じさせることなく“アメリカン・レジェンド”であり続ける。それこそがハーレーダビッドソンの人気の秘訣(ひけつ)なのだ。
引用元 http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1447649899/
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1903年にウィリアム・S・ハーレー、アーサー・ダビッドソン、ウォルター・ダビッドソンの3人が、フランス製単気筒エンジンを参考にしたオリジナルエンジンとオリジナルフレームによる新しいバイクを完成させた。
このバイクは、3人の名前を取り「ハーレーダビッドソン」と名付けられ、のちにアメリカにおけるモータリゼーションの象徴となり、いまやアメリカを代表するプロダクトとして知られている。
“ハーレー”と聞けば、老若男女、二輪免許保有の有無を問わず、手前に引かれたハンドルと低いシート、それにV型二気筒エンジンを思い浮かべるほど、普遍的なメカニズムとスタイルが継承されている。
しかしそのイメージとは裏腹に、変化する道路環境や低炭素社会に対応するべく、ハーレーダビッドソンは常に進化を続けている。
その結果2015年10月現在、日本市場に導入されているハーレーダビッドソンは、“トライク”と呼ばれる三輪車を含め9シリーズ/33モデル。またその心臓部であるエンジンは、“ツインカム”と呼ばれるビッグツイン系、スポーツスター系、水冷エンジンのレボリューション系の3シリーズに分けられるが、そのなかでも排気量や冷却方式などの違いにより9バリエーションが存在する。
ハーレーダビッドソンは今、変革のときを迎えている。2013年にインドで生産する、新型水冷エンジンを搭載する「ストリート500」「ストリート750」を発表。軽量でコンパクトな車体をいかしエントリーユーザーや女性ユーザーにアプローチするとともに、低価格を実現しアジア市場におけるマーケット拡大の命を背負った戦略的なモデル。いままでにないアプローチで大いに話題となった。日本では2015年2月より「ストリート750」の販売がスタートした。
また同年6月にはその「ストリート750」を使い、米国・ミルウォーキーにあるハーレーダビッドソン本社が選抜した5人の日本人カスタムビルダーによるカスタム・プロジェクトがスタート。
同時に国内ディーラーによる「ストリート750」カスタムコンテストも行われている。意外なことにハーレーダビッドソンはこれまで、カスタムに対して一定の距離を保ってきた。その姿勢を一変させ、カスタム・プロジェクトをスタートさせたのは驚きだった。
そして2014年モデルから、ビッグツイン系エンジン・バリエーションのひとつとして“ツイン・クールド”エンジンを採用。これはシリンダーヘッドと呼ばれるエンジン上部のみを水冷化し、それ以下は空冷のままというハイブリッド冷却方式を採用するエンジン。一部とはいえ水冷化することでエンジン熱を積極的に管理することができ、それにより環境性能を高めると同時に、騒音が発生しやすいエンジン上部を冷却水とその通路で覆うことでエンジンの静音化にも一役買うのだ。
いずれにしても、絶え間なく進化を続けながらも、それを感じさせることなく“アメリカン・レジェンド”であり続ける。それこそがハーレーダビッドソンの人気の秘訣(ひけつ)なのだ。