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ホンダが北米で販売しているミニバン「オデッセイ」の燃料系統の部品に問題があるとして、13日付で米運輸省道路交通安全局(NHTSA)にリコールを届け出ました。

対象となるのは2005年~2010年にアラバマ工場で生産された3代目北米オデッセイの約90万台。

 

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ホンダによると、対象となるオデッセイに使用されているデンソーの米国工場で生産された燃料系統の部品に不具合があり、ひび割れて最悪燃料漏れを起こす可能性があるとのことです。

また、この問題に起因した事故・車両発火や怪我人が出たという報告はないとしています。

北米で販売されているオデッセイは日本国内とは系統が異なり、かつて ラグレイトという名前で日本でも販売されていたミニバンが北米の2代目オデッセイであり、今回リコールとなったのは、そのラグレイトをモデルチェンジした3代目の北米オデッセイとなります。

この3代目の北米オデッセイは、2008年と2009年に2連続でアメリカでのベストセラーミニバンとなっているため、今回のリコールの対象台数は約90万台と非常に多く、部品が揃う夏頃までは暫定的な代用部品で対応するとのことです。