1 毒霧(西日本) 2014/01/30(木) 08:45:26.72 ID:h7wX5HQg0
250ccクラスでは貴重なクラシックスポーツとして、息の長い人気を誇るモデルがカワサキのエストレヤ。
昨年のモーターショーでデビューを果たした新型に、いよいよ試乗するチャンスがやってきた。その走りがどう進化したのか、じっくり検証してみよう。
新型ニンジャ1000やZ1000の投入と、スポーツモデル攻勢が続くカワサキ。だが、2014年最初の一手は、クラシカルなルックスと乗り味で安定した人気を誇るエストレヤのモデルチェンジだった。僕は家内が嫁入り道具? に持ってきた初期型に5年ほど乗っていたので、元オーナー気分で試乗してみた。
細かい変更はあるが、高級感ある佇まいはそのまま。メッキパーツの多用、アルミパーツの丁寧なバフ仕上げなど、キラキラ輝く存在感はスペイン語で「星」を意味する車名に相応しい。この仕上がりなら価格もサービスプライスと言えるだろう。
今回のモデルチェンジでは、エンジンから車体まで細かく改良されているが、走り出してすぐ判るのは乗り心地が格段に良いこと。前モデルは前後サス、特にリアに「バネっぽさ」を感じたが、新型は低荷重域からスムーズに動き、ダンピングも効いている。全体にしなやかさが増したことで、荒れた路面での突き上げが大幅に減り、コーナリング中のリア下がり感も解消された。一人でトコトコ走る気楽さが持ち味のエストレヤだけに、ライダーに優しいこの変更は大歓迎だ。
もう一つ、トコトコ走りを楽しませてくれる重大要素がパワーフィール。エンジンの基本構成は変わらないが、FIのセッティングが変更され、低中回転域の力強さが増した。アイドリングのままでもストトッと発進できるし、早めのシフトアップでエンジンを粘らせてみてもギクシャクせずに反応する
http://bike.yahoo.co.jp/review/report/mb0243/3/